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12年かけてコレ!?仲川げん市長のトンデモ市政を問う!


仲川げん 奈良市 新斎苑 用地買収 問題

■ 2021年7月11日は、奈良市長選挙の投票日です!


この選挙には4期目を目指す現職の仲川げん市長のほか、中川たかし奈良県議など5名が立候補を表明しています。


仲川市長の3期12年を問う選挙とも言えそうですが、仲川市長の実績はどうなっているのでしょうか?


奈良市政の大きな課題は、長らく「火葬場の建て替え」と「ごみ焼却場の建て替え」でした。しかし!ごみの焼却場の建て替えは、この12年間で全く進んでいません!


一方、火葬場の建て替えに目途を付けたことを仲川市長の実績と評価する人が一定数いるようですが、さて、その新火葬場建て替えの中身はどうなっているのでしょうか?



■ 61億円という多額の費用をかけての建設、そんな誇れるほどの実績なのかな!?


当初の計画では事業費54億円でしたが、橋梁の設計変更、ごみ処理費などが新たに必要となり、こうしたトンデモ事業費になりました。今後さらなる経費増大が避けられない見通しです。


他市では建設費が奈良市の3分の1以下の事例が多く見られます。


奈良市と他市との比較

☆奈良県奈良市 /約61億円:参考 (奈良新聞)

☆京都府亀岡市 /約22億円:参考(PDF:32P)

☆岐阜県多治見市/約17億円:参考(PDF:13P)

☆広島県三次市 /約17億円:参考(三次市Webサイト)



■ 60年後に新斎苑を解体撤去する覚書を議会に無断で地元と交わしています



■ そもそも、あんな不便な山林に作らなくてもいいのに…


1990年以降に新設された火葬場に煙突が見られることは、ほとんどなくなりました。

それは、燃料の変化や技術の進歩により、排煙の透明化や臭気の除去が進んだことと、近隣住民にも配慮して設計されるようになったためです。


奈良市が現在建設を進めているような山林に、わざわざ橋を架けてまで建設する必要はなかったのです。



■ 火葬場建設の2つの疑惑!


☆疑惑その1:用地の異常な高値買収


建設予定地は、車1台がようやく通れるような道しかついていなかった奈良市東部の山林です。そして、その土地の地中には大量の産業廃棄物が埋まっていました


不動産鑑定価格は約5,000万円。そして、産業廃棄物の撤去費用は当初1億5,000万円と見込まれていました。つまり、マイナス1億円の土地でしたが、奈良市はそれを1億7,000万円で購入しました。


しかし実際に産業廃棄物を撤去するのにかかった費用は3億円とすると、土地購入費1億7,000万円と合わせて、4億7,000万円を使って、5,000万円の土地を購入したことになりますね。


差し引き、4億2,000万円の損害。このうち産業廃棄物撤去費を除いた1億2,000万円の損害賠償を大阪高裁が市長と地権者に命じました。


☆疑惑その2:某衆議院議員の親族企業が競争相手無く、建設工事を受注!


建設工事は当初50億円の予定でした。これだけ大きな工事なのに、手を挙げたのは1社だけ。そして、その手を挙げた某衆議院議員の親族企業を含む共同企業体が受注したのです。


さらに、あとから追加工事が10億円も必要となりました。

その親族企業は、この工事以外にも、奈良市役所の耐震化工事や児童相談所の建設工事など、市の発注する大型建設工事を次々に受注しました。


そして、今回の市長選挙でその某衆議院議員が、所属政党が推薦もしていないのに、独自に仲川市長の支援を表明しました。


何か裏があるのでは?と勘繰りたくもなりますね。



■ 私たちに問われているのは、真実を知り、冷静な目で実績を評価すること。


いかがでしょうか。


こんな無駄な費用をかけて、裁判所から違法と言われるようなやり方で土地を買収し、市長と地権者が損害賠償まで命じられました。


しかも、工事の受注に絡む疑惑。


無駄な金を使ってもいい、違法でもいい、業者や別の政治家と結託して裏でこそこそ悪さを働いてもいい、火葬場さえ作ってくれれば。。。今回の選挙で現職が当選すれば、結果的に有権者がそのようなお墨付きを与えたことになりませんか?


今、私たちに問われているのは、真実を知り、冷静な目で実績を評価することではないでしょうか!?



■ 私たちがこの火葬場の用地買収の裁判を通じて、問い掛けたかったこと。


火葬場や嫌悪施設と呼ばれ、建設予定地の住民が反対するために、建設が難航すると言われています。


しかし、最新の火葬炉は、嫌悪されるような煙を出しません。山林はなく、市域が全て市街地というような自治体では、街の真ん中に火葬場があります。


私たちが市民が昔ながらの発想を切り替え、自分自身や家族が一生に一度はお世話になる火葬場との共存を、もっと真剣に、もと前向きに考えなければいかなかったのです。さらに、何も考えず、無関心で、任せっぱなしの市民も多かったはずです。


現職市長のやり方は論外ですが、市民も反省すべき点は多々あります。


ごみ焼却場の建設でも、同じ轍を踏まないように、私たちは行動と情報発信を続けます。

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